gallery araki art
青春18きっぷでスケッチ旅行
平成21年8月17日晴れ盆の送り火を済ませた月曜日にスケッチに出かけました。今日は長野県上伊那郡宮田村まで行くことにした。立秋は過ぎたが暑さは厳しい。
JR飯田線江島駅から午前6時24分発天竜峡往きに乗る。ドンコの列車に揺られゴトンゴトンとレールの音を聞いていると眠くなる。
車内は乗客がチラホラ車掌が検札に来たので青春18切符に検印してもらった。
9時15分天竜峡で飯田往きに乗り換える。9時45分飯田で上諏訪往きに乗り換える。10時59分宮田駅で下車する。
画材を背負い天竜川に向かって歩く3km位歩いただろうか11時47分大久保発電所に着いた。
汗を拭き一休みしてからスケッチにかかる。天竜川の右岸から発電所と川と家屋と山並みを背景にスケッチした。晴れて蒸し暑く木曾駒ケ岳が霞んでいる。画材を背負い徒歩で駅に戻る。
宮田駅14時28分発飯田往きに乗る冷房が効いて足腰を伸ばすと疲れもとれる。
飯田で16時48分発天竜峡往きに乗り換える。
天竜峡で17時03分発豊橋往きに乗り換える。歩き疲れたのか寝てしまい外は暗くなっていた。
20時04分江島駅で下車し今日のスケッチ旅行も終わった。
油彩画C
ススキが原 |
1988年頃の作品 |
私が青春の独身時代に思い付きであちこちに旅をしていました。国鉄で長野県の美ヶ原高原に旅をしたことがありました。バスに揺られながら見える景色は緩やかな斜面がススキに覆われ何処までも続いていました。当時は開発もそれ程ではなく美しい風景が印象に残っていました。この作品は48歳ころのもので、心臓を患い余暇として習い事を持つようになりました。私の心のなかからススキが原の風景がよみがえったのです。作品は実景ではありません。心の風景を印象的に表現しました。作品は、油彩画で20号Fたてです。
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ダムの秋 |
1989年頃の作品 |
晩秋の晴れた日にスケッチに出かけました。豊川沿いに車を走らせ秋の深まりを体感していました。右岸を上流に進み牟呂松原頭首工下流で車を止めました。夏には鮎釣りで賑わっていたこの辺りも今は誰もいない。湖水が堰堤を越えて流れ落ちる音が風に乗って響き冷たさをましている。堤防の高台から眺めると湖水の背景に里山が秋の装いを凝らしていました。堰堤から流れ落ちる水は枯れ草色に染まった川原を縫うように流れています。この景色が心に染みりスケッチしました。そのごイメージを図案にして心象風景として表現しました。
作品は、油彩画で20号Fよこです。
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