gallery araki art
赤とんぼと油蝉
平成23年8月31日晴れ午前6時30分朝の散歩に出かけました。
通学路になっている団地西側の階段を下りていると足元でガサガサと音がする。
アブラゼミが仰向けで羽をバタバタさせていました。
手で拾い近くの枝にとまらせましたが、直ぐに飛び立ち草むらに落ちていきました。土中で長年過ごし樹上で僅かな期間ジリジリじりじりと鳴き続け子孫を残す役目を果たしたのでしょうか。
近くの樹上では「ミンミンゼミ」がミーンミンミンミンとしきりに鳴き続けている。
川沿の土手には雑草に混じり白いユリが1本白鳥の様に首を立てている。
旧道脇で体操をしていると椎の実だろうか小さなドングリが当たり路上に転がる。
足元の露草の青が朝日に光り赤とんぼが舞っている。清々しい気分で午前8時散歩を終えて帰宅した。
油彩画 2
浜名湖夕景 |
1993年頃の作品 |
早春の初め頃にグループで
奥浜名湖へスケッチに行きました。夕日が遠州灘に沈みかけると湖面が黄金色から朱色に染まり暮れて行きました。
湖面に浮ぶ筏と船着場には誰もいない。入り江の浜は影を作り、対岸は夕暮れに浮んでいるようでした。
スケッチをして心象をイメージとして表現しました。作品は油彩画10号F横です。
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舟溜まり |
1990年頃の作品 |
晩秋の晴れた日に車でスケッチに出かけました。豊川を渡り姫街道(国道362) から本坂トンネルを抜け静岡県の三ケ日に入りました。天竜浜名湖鉄道沿いに南下し、浜名湖右岸を進み新居町から国道1号に入りました。JR東海道線弁天島駅前を右折し浜名バイパス下の空き地に車を止めました。遠州灘の海風はさすがに身にこたえます。画材を背負い舞阪漁港を散策しながら舟溜まりの入り江を上流に進むと門構えの石橋が目に留まりました。清んだ空と石橋と漁村の風景が印象的でスケッチしました。石橋や護岸はコンクリートですが、その後、図案にして心象風景として表現しました。作品は油彩画30号F横です。
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