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 araki artでは荒木敏雄の絵画作品を発表しています。作品が、少しでも皆様の心の癒しになれば幸いです。

 この油彩画2点は私が1988年頃に描いた作品です。

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 作家の経歴はプロフィールを参照して下さい。


青春18きっぷでスケッチ旅行
平成22年1月17日晴れ大寒前の日曜日にスケッチに出かけました。寒気強く星のまたたきがきれいだ。
JR飯田線江島駅から午前6時24分発天竜峡往きに乗る。ドンコの列車に揺られゴトンゴトンとレールの音を聞いていると眠くなる。
車内は乗客がチラホラ車掌が検札に来たので青春18切符に検印してもらった。
8時03分水窪駅で下車する峰にようやく朝日が差し始めるが盆地の町はまだ眠っている様だ。
駅前道路の電光掲示板に「凍結注意ー5°」と出ているが雪はない。男衆が幟を立てている尋ねると「地蔵祭り」とのこと。
水窪川に架かる橋と民家と山並みを構図にしてスケッチ1枚を描く顔彩で着色するとシャーベット状になるので息で暖めながら塗るやっと1枚描き駅に戻る。
10時45分発中部天竜往きに乗り11時05分終点で下車し佐久間マダム谷沿いの道を上るが落石のおそれで通行止めだ。
戻り佐久間高校辺りの天竜川河川敷で堤防沿いの人家と山並みを背景にしてスケッチ1枚を描き駅に戻る。
14時08分発豊橋往きに乗る。14時14分早瀬駅で途中下車する。人家と段々畑が点在するつづら折れの急坂を上ると広くなり眼下に天竜川と鉄橋と人家が見え正面には山並みを背景に民家がよい構図をつくっていました。スケッチ1枚を描き駅に戻る。
箱型の小さな無人駅で誰もいない座っていると無音の真空地帯にいる様だ。
16時30分発豊橋往きに乗ると中高年男女のハイカーが賑やかにビールや酒を飲んでいる。
揺られながらうとうとしている。車窓から見える夕焼けがきれいだ。
17時58分江島駅で下車した。空には下弦の月が美しく今日のスケッチ旅行は終わった。

油彩画B


  山村風景
1988年頃の作品
 晩秋の晴れた日にスケッチに出かけました。スケッチポイントを求めて豊川沿いを走り本宮山南裾野辺りを散策しました。本宮山登山道に近い道路の空き地に車をとめました。ここから眺める風景が気に入りスケッチすることにしました。道路は未舗装で車が通ると埃がたつので道路沿いの草むらからスケッチしました。手前にガードレールを入れて、左に杉か檜の立ち木を入れ、右の土手の枯れ草と雑木を入れました。その間をS字に延びる道路が走り両側には稲穂の収穫が終わった田んぼがありました。その先の里山の裾野には農家や人家が点在して山村の風景が美しかった。その後に図案にし心象風景として表現しました。最近ここを訪れましたが道路は舗装されコンクリートの土手になり風景が変わっていました。
 作品は、油彩画10号Fよこです。


  木橋のある風景
1988年頃の作品
 この作品は、先に木版画にしてから油彩画にしました。
 私が住んでいるとこは、愛知県東部の農山村地帯です。すぐ北西には本宮山
(789m)がそびえ、山頂付近には砥鹿神社奥の院があります。秋の中ごろに本宮山南裾野辺りを車でスケッチに出かけました。
 高台から見下ろすと秋の収穫が終わり空がさわやかで秋色の景色でした。車から降りて散策しました。小川にかかる古びた木橋が懐かしく、そのむこうの小高い丘に建つ赤い建物が印象的でした。木橋と小川を手前にし、遠景に赤い建物を入れてスケッチしました。その後、図案にしました。この作品は秋の心象風景としてイメージ的に表現しました。作品は、油彩画20号Fたてです。

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