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ギャラリーアラキアートへご訪問ありがとうございます。

　araki artは荒木敏雄の絵画作品を発表しています。作品が少しでも皆様方の心の慰めになりば幸いです。

　この油彩画２点は私が１９８７～１９８８年頃に描いた作品です。

作家の経歴はプロフィールを参照して下さい。

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青春１８きっぷでスケッチ旅行
平成２２年１月４日（月）晴れ新年早々にスケッチに出かけました。
ＪＲ飯田線江島駅から午前６時０２分発豊橋往きに乗る車内は乗客がチラホラ車掌が検札に来たので青春１８切符に検印してもらった。豊川稲荷詣での客がドット乗り込み混雑する。豊橋駅でＪＲ東海道線に乗り換える。
６時３１分発三島往きに乗るドンコの列車に揺られながら二川駅までくると遠州灘から陽が昇り列車の窓をこがねに染める。
今日から仕事始めか段々混雑してきたが静岡駅に着くと潮が引くように降りていった。
９時１４分吉原駅で下車し南口に出ると「田子の浦」の案内看板があり見ると「富士と港が見える展望台」と書いてあった。歩いていくと石油基地の近くに展望台があり９時４８分に着いた。
港と市街地は見渡せるが雲がかかり富士の裾野がわずかに見えるだけ残念だが港を中心にスケッチ１枚を描き対岸に回り散策する。
臨海工業港の公園にある山部赤人の碑には「田子の浦ゆうち出で見ればま白にぞ富士の高嶺に雪は降りける」とあるが今日の富士はまったく見えない。
漁港や岬を巡るが正月休みで静かだ駅に戻ることにした。
吉原駅を１３時５３分発の静岡往きのドンコ列車に乗る。
１４時４２分発浜松往きに乗り換える。
１６時０６分豊橋往きに乗り換える。
１７時１９分ＪＲ飯田線本長篠往きに乗り換え１７時４１分江島駅で下車し今日のスケッチ旅行は終わった。

油彩画Ａ

紫陽花と雨
１９８７年頃の作品
　夏の朝に散歩に出ました。本宮山には雲がかかり、にわか雨でも降りそうな朝でした。本宮山南裾野を流れる松本川沿いに散歩していました。水田の畦に咲いている紫陽花が紫、青、赤と綺麗でした。やがて雨が降り出しました。雨が水面に輪を描き、消えては描く雨紋が美しく心を癒してくれます。自宅に帰り紫陽花と雨紋の印象を図案にしました。その後に油絵具でイメージ的に表現しました。最近では耕作放棄の水田が多く、美しい日本の風景がこわれていきます。心が痛みます。
　作品は、油彩画１０号Ｆよこです。先に木版画にしたもを油絵にしました。
里の実り
１９８８年頃の作品
　秋の晴れた日の午後に車で本宮山南裾野辺りへスケッチに出ました。里山のはずれに水田が広がり、収穫前の稲穂が黄金色に輝いていました。竹に吊るされた雀脅しの丸い目玉が風に揺れて豊かな恵みを守っていました。夕焼け近くの風景に絵心をひかれスケッチしました。その後、油絵の具で描きながら心象風景として表現しました。最近この辺りにスケッチに出かけましたが、耕作放棄され雑草で覆われ、美しかった里の風景が失われていました。心が痛みます。　作品は。２０号Ｆよこです。
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