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 このサイトは荒木敏雄の絵画作品を発表しています。作品が少しでも皆様の心の癒しになれば幸いです。

 作品は、2005年頃と2006年頃の木版画2点です。作品の説明は各作品の解説をお読みください。

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露時雨
2005年頃の作品
 神無月(10月)中旬の晴れた日に早朝散歩に出かけました。寒露を過ぎた日の出前の空気は冷え何となく重たさを感じます。団地の坂をジョギングしながら出会う人と挨拶を交わします。コンバインで田んぼの稲は刈り取られ、わらは裁断され田の土と混合されています。それでも畦の端に稲架干された稲が僅かに有りました。昔は沢山稲架干されていました。何となく懐かしく感じます。松本川沿いの土手を進むと草の葉先の露玉が朝日を受けキラキラと輝き虹色の真珠が鈴なりです。いたずら心で踏み入り触ろうとするとザーッと落ちて靴やズボンがびしょ濡れです。その時の心象を彫刻刀で木版画に彫り黒の油絵の具で和紙に刷りました。
作品は、縦横29.8cmの木版画です。

ねずみ花火
2006年頃の作品
 私の住んでいる所は100戸ほどの団地です。高齢者が多くなかなか世代かわりが進みません。団地ができた頃は住民の親睦を図る目的で実行委員会を作り盆踊り大会を行っていました。高齢化に伴いバーベキュー大会に変わり毎年8月の第1日曜日に行っています。子供たちにはスイカ割りや花火遊びを用意して多くの方が参加し親睦を深めています。私が子供の頃はよくねずみ花火で遊んだものです。その頃を思いながら作品にしました。
 版木に紐を渦巻状に接着剤で貼り付け固定する。その後に彫刻刀で彫りジェッソを点状に垂らし固まったのを確認してから黒の油絵の具で和紙に刷る。なにも彫ってない版木に赤と茶色をローラーで塗り作品に重ね刷りしました。
 作品は、たて22cmxよこ30cmの木版画です。
 
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