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ギャラリーアラキアートへご訪問ありがとうございます。

　このサイトは荒木敏雄の絵画作品を発表しています。作品が少しでも皆様の心の癒しになれば幸いです。

　作品は白黒木版画と手彩木版画の２点です。説明は各作品の解説をお読みください。

　感想や意見をメッセージにお寄せください。

　作家の経歴はプロフィールを参照。して下さい。

■カンナとセミしぐれ
：健康保持のために早朝散歩を続けています。
　平成２３年８月１１日午前５時にランニングスタイルで自宅を出ました。団地の西側にある階段を下りて蟹川を渡りＪＲ飯田線のガード下をくぐり線路沿いの急坂を上がり陸橋を渡りアスファルト舗装の道路を本宮山に向かい進むと旧道と交わる道に出ました。
　全身に汗が滲んで呼吸がえらくなり一服しました。
　汗を拭いてからラジオ体操と柔軟運動をして下り坂の旧道から川沿を走り丸塚団地の下に出ました。
ここから急坂の階段を６５段上り団地の上に出ました。
　足腰がえらいので階段に腰掛て一休みしました。階段脇のカンナが赤く黄色く咲き包む様な緑の葉が安らぎを与えてくれます。
　立秋を過ぎてようやく蝉時雨が聞こえるようになり暑さが戻って来ました。
本宮山は雲もなく快晴で海の方角では入道雲がモクモクと立ち上がり、これから積乱雲に発達するのだろうか今日も暑くなりそうだ。
　古希を過ぎた体にはこたえます熱中症には注意しなければと思いながら１時間３０分の散歩を終わりました。

木版画Ｄ

舞阪漁港Ａ
１９８６年頃の作品
　春の晴れた朝にスケッチブックを持って散歩にでました。近くで取材するつもりでしたが気が変わり鉄道で行くことにしました。ＪＲ飯田線の江島駅から乗り豊橋駅でＪＲ東海道線の浜松行きに乗り換えました。どんこ列車に揺られながら浜名湖を渡り弁天島駅で下車しました。国道１号線を渡りホテル沿いの湖岸を散策しながら舞阪漁港に行きました。記念橋の階段を下りると舟溜りになり魚市場がありました。昼も過ぎてすいていました。漁船が入るとシラス漁の水揚げをする男や女が働き始めました。邪魔にならない所に移動しスケッチしました。その後、図案にしてから彫刻刀で木版画に彫り黒の油絵の具で和紙に刷りました。
　作品は木版画、たて２４．６ｃｍｘよこ３３．８ｃｍです。
紫陽花と雨
１９８７年頃の作品
　梅雨の頃、早朝の散歩に出ました。いつもの様に松本川の土手沿いに歩いていました。田んぼは田植えが終わり苗がそよ風にゆれていました。土手沿いには所々に紫陽花が美しく咲いていました。急に雨が降り出し田んぼに雨紋を描き始めました。紫陽花の赤と紫と雨紋が心に残り印象的でした。この心象を図案にして木版画に彫りました。黒の油絵の具で和紙に刷りました。その後に裏面から水彩絵の具で着色しました。作品は、たて２４．６ｃｍｘよこ３３．６ｃｍです。
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