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　araki artは荒木敏雄の絵画作品を発表しています。作品が少しでも皆様の心の癒しになれば幸いです。

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　作品の説明は、各作品の解説をお読みください。

　作家の経歴はプロフィールを参照して下さい。

青春１８きっぷでスケッチ旅行
平成２２年１月１０日（日）晴れ小寒が過ぎ寒気厳しい夜明け前空に下弦の月を見ながらスケッチに出かけました。
ＪＲ飯田線江島駅から午前６時０２分発豊橋往きに乗る車内は乗客が数人いる。車掌が検札に来たので青春１８切符に検印してもらった。豊橋駅でＪＲ東海道線に乗り換える。
６時３１分発三島往きに乗るドンコの列車に揺らて浜名湖にかかるころ遠州灘から陽が昇り雲が茜色に染まりはじめ列車の窓に光が差し込む。
車内は暖房が心地よくうとうとしながら過ごす富士川辺りで富士山がはっきりと姿を現した。
富士駅で９時２０分発身延線西富士宮往きに乗り換える。ワンマン電車で真正面に富士山が見え雄大で美しい。
９時３８分富士宮駅で下車しビル街を抜けて散策する。城北町辺りの畑から富士山が見えるのでスケッチ１枚を描く駅に戻り１１時２０分富士川駅で下車する。
富士川の河川敷では凧を揚あげ軽飛行機が富士山を背景に飛んで正月らしい風景だ。
着飾った女性が美容院から出てきた明日の成人式に出席するのだろうと思いながら駅に戻る。
富士川駅を１３時４０分発浜松往きに乗る。
１５時４６分発豊橋往きに乗り換える。
１６時４３分発ＪＲ飯田線天竜峡往きに乗り換え１７時０５分江島駅で下車し今日のスケッチ旅行を終わる。

木版画Ｂ

並木道Ａ

１９８６年頃の作品

　この道は娘を保育園に送って行くときによく通った農道です。本宮山の南裾野辺り田んぼ沿いの細い道でした。晩秋の夕陽が檜や杉が混じる雑木林の樹間からもれて影を作っていました。樹間の向こうには収穫が終わり稲穂が稲架にかけられていました。ビニールハウスの向こうには人家が広がっていました。
　その風景が印象的でスケッチしました。その後に図案にして彫刻刀で木版画に彫り、黒の油絵の具で和紙に刷り裏打ちしました。
作品は、たて２５ｃｍｘよこ３４ｃｍです。
　最近では耕作放棄の田んぼが多くなり美しい田園風景が壊れつつあります。

リンゴのある静物

１９８６年頃の作品

　この作品は私が木版画を始めて２年目頃の作です。妻が買ってきたリンゴを陶器に盛りガラスの灰皿をその奥に配置しました。窓は格子の開き戸にしました。手前のテーブルの空きが気になり以前作品で使ったトウモロコシの図を入れて構図にしました。　スケッチしてから図案にしまた。木版画で彫り、黒の油絵の具で和紙に刷りました。その後、水彩絵の具で裏から手彩しました。
　作品は、たて２７．４ｃｍｘよこ２２ｃｍです。

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