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青春18きっぷでスケッチ旅行
平成21年12月13日曇りのち晴れた師走の日曜日にスケッチに出かけました。
JR飯田線江島駅から午前6時24分発天竜峡往きに乗りドンコの列車に揺られながら行く。
車内は乗り鉄客がチラホラいる。車掌が検札に来たので青春18切符に検印してもらった。
車内の暖房が気持ちよくうとうとしてしまう。東栄駅を過ぎて静岡県に入る。愛知・静岡・長野県境の小和田駅を過ぎ長野県に入り午前8時21分中井侍駅で下車する。
崖下のコンクリート壁に沿った小さな無人駅だ。直ぐ下に天竜川が流れている。民家や畑を仰ぎ見ながらツヅラ折れの急坂を上って行くと頭上の民家から老女が出てきて「ここで行き止まりだよ」と教えてくれた。
はるか下に天竜川と発電所が見える。スケッチを3枚描いたころ足腰が冷えて手に力が入らないので切り上げ駅に戻る。
13時29分発豊橋行きに乗る。
13時40分大嵐駅(無人駅)で途中下車、橋を渡り愛知県で最も小さな富山村を散策する。
ダム湖と急斜面に沿う村で、山に陽が陰ると寒さが身にこたえるので駅に戻る。
15時59分発豊橋往きに乗る。
車内は暖房が入って冷えた体がほぐれるようだ。
ゴトン・ゴトンと揺られて眠くなる。
17時49分江島駅で下車し今日のスケッチ旅行は終わった。
木版画A
静物(トウモロコシ) |
1986年頃の作品 |
夏の夕方に妻がスーパーから買ってきた、トウモロコシが台所のテーブルに置いてありました。青い葉の隙間からのぞく黄色の粒の列がなんとなく心にとまりました。これを木版画にしようと思いつきました。テーブルの上でどの様に配置するか迷いましたが妻が置いたままにしました。バックに台所の調理棚を入れて構図を作りその後、図案にしました。
彫刻刀で木版画に彫り黒の油絵の具で和紙に刷り裏打ちました。
作品は、たて33.2cmxよこ23.8cmです。
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松かさとピクニックケース |
1985年頃の作品 |
秋中旬の晴れた日に車で家族と本宮山に遊びに行きました。本宮山(789m)は愛知県の南に位置し、山頂付近には砥鹿神社奥の院があります。南裾野辺りを散策しました。登山道の開けたところで休息し昼食にしました。娘と息子が雑木林から拾ってきた松かさをピクニックケースに入れて持ち帰りました。
松かさの実とピクニックケースの編み模様が印象的で、これを木版画にしょうと思い付きました。台所のテーブルに松かさとピクニックケースを置きスケッチし図案にました。
これを木版画で彫り、黒の油絵の具で和紙に刷りました。 裏から水彩絵の具で手彩し裏打ちしました。
作品は、たて28cmxよこ22cmです。
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