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 このサイトは荒木敏雄の絵画作品を発表しています。作品が少しでも皆様の心の癒しになれば幸いです。

 作品は、2005年頃と2006年頃の木版画2点です。作品の説明は各作品の解説をお読みください。

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ねずみ花火E
2006年の作品
 今年も(平成24年)8月13日お盆の花火大会(新城納涼花火大会)が行われました。
 桜淵公園一帯で行われ、スターマイン・仕掛け花火・打ち上げ花火が渓谷にとどろき、赤・青・黄・金・銀などの色が川面を錦に染めました。
 何千発もの花火が夜空に輝き光と音との空間芸術に感動しました。
 しかし、私の心に残るのは幼少年時代に戦後の焼け跡が残る町で、縁台を出し友達とセンコ花火やネズミ花火で遊んだことです。
 ねずみ花火は、シュルシュル、パチパチと赤・青・黄などの火花を散らしながら回転し最後にパーンと弾けて終わります。
 私は、こんな素朴な花火が好きです。
 この作品は、なにも彫ってない版木に赤・茶・青・黄色の油絵の具をローラーで塗り和紙に刷りしました。その後、別の版木に彫刻刀で彫り黒の油絵の具で重ね刷りしました。
 作品は、たて20cmxよこ20cmの木版画です。


雨紋
2005年の作品
 8月の立秋を過ぎた早朝に散歩に出かけました。
 団地を出て、JR飯田線の江島駅近くの道を東に向かいました。
 田圃は稲が茂り風が吹くたびに波立ち風の通り道を作っています。
 橋を渡り松本川沿いに進むと土手の雑草が足に絡みます。
 汗が噴出し一休みする。
 本宮山は雲が架かり裾野しかみえない。
 急に木立が騒ぎ生温い風が頬をさわる。
 大粒な雨が顔に当たる。駆け足で進むとザーと一気に降って来た。
 頭から足先までずぶ濡れだ。仕方がないのでそのまま歩く、雨は肌を濡らし体温を下げるので気持ちが良い。
 居直って雨を楽しむ、田圃や小川や水溜りの雨紋を見ながら帰宅した。 この作品は、実景ではありません。雨にうたれて歩いた時の印象を版画にしまた。
 彫刻刀で版木に彫り、黒の油絵の具をローラーで塗り和紙に刷りました。作品は、たて29.6cmxよこ31cmです。
 
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