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 このサイトは荒木敏雄の絵画作品を発表しています。作品が少しでも皆様の心の癒しになれば幸いです。

 作品は、1989年頃の手彩木版画1点と1990年頃の白黒木版画1点です。作品の説明は各作品の解説をお読みください。

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木版画 J


石橋と舟溜り
1989年頃の作品
 この作品は私が48歳頃の木版画です。晩秋の晴れた日に車でスケッチに出かけました。豊川を渡り姫街道から本坂トンネルを抜けて静岡県の三ケ日に入りました。浜名湖の右岸を南下し新居関所跡を通り国道1号線を東進しJR東海道線弁天島駅前を右折し浜名バイパス下の空き地に車を止めました。遠州灘の潮風が身に凍みます。画材を背負い舞阪漁港を散策し記念橋から入り江を上流に進み蜆山橋の舟溜りに着きました。この橋は門構えの石橋です。当時は木造の和舟が多く係留され漁村の風景を留めていました。最近スケッチに行きましたがカラフルな樹脂製の舟が多く風景も一変していました。スケッチを図案にする際にコンクリートの壁や堤を石堤みにして木版画に彫りました。黒の油絵の具で和紙に刷り裏面から手彩しました。
作品は、木版画たて44.4cmxよこ59.6cmです。

独り樹
1990年頃の作品
 大寒も過ぎた暖かい日に車でスケッチに出かけました。豊川の江島橋から下流を眺めると水の流れは少なく、川原にはススキ交じりの雑草が茂り冬枯れて美しく心に残りました。車を走らせ本宮山の南裾野辺りを散策しました。拓けた畑の農道を走っているとポツンと小屋がありその横に樹が一本ありました。何となく気になり車から降りて眺めていました。樹の種類は知りませんが根をはり枝を突く突くと冬空に伸ばしている姿が印象的で独り樹としてスケッチしました。その後に川原の印象を加え図案にし心の風景として表現しました。彫刻刀で木版画に彫り黒の油絵の具で和紙に刷りました。
作品は、たて40.6cmxよこ31.6cmです。
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