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花火を使ったカウントダウン映像を作成しました。
ブライダルビデオに使うことを想定して作ったのですが、花火の「一瞬」とか「はかなさ」とかの
イメージを考えると使えないかも知れません。でも、他のビデオには使えそうなので紹介します。
使用したソフトはVideostudio X4 Ultimate 、Photoshop と Powerpoint です。

・最初と同様に前後の数字花火と重ならないよう、なおかつ
上昇映像と数字花火映像が違和感なく繋がるように座標を
設定するが、数字花火の終点の座標を4Secの地点(火玉
花火映像の始点)に対し、X座標を外側に2〜3、Y座標を下側
に3〜5ずらす。
・これによって数字花火が色を変えながら下降する映像となる。
(気をつけて見ないとわからない程度)
・回転は数字間で変化が感じられるように各軸の角度を設定する。
・オーバーレイトラック1のスタートから2.5Sec.時点に数字
花火5の映像を置いて再生時間を5.5Sec.に設定する。
(再生速度を6倍にする)
・1Sec.づつ後ろずらして、オーバーレイトラック2〜5に
数字花火4〜数字花火1の映像を置き再生時間をそれ
ぞれ5.5Sec.に設定する。
・フレームの位置(数字の高さ)と、両側を12.5%カットして
横幅:高さ=4:3の映像にした時にも数字が画面からはみ
出さないようにフレームの大きさを調整する。
・花火数字4〜数字花火1に黒色のクロマキーを適用して
背景を透明にする。
数字花火映像の修正
・最初の色の数字に P in P を適用し、
始点 X=20、Y=10 回転(X=30、Y=45、Z=15)
終点 X=20、Y=10 回転(X=30、Y=45、Z=15)にし、
始点のSizeをゼロ、20コマ時点と終点のSizeを50に
設定する。
・これで上昇映像の終点時のトップとほぼ同じ位置
に数字花火が開く映像となる。
・上昇映像に Picture in Picture を適用し、
始点 X=0、Y=-55、Sise=50  終点 X=20、
Y=10、Size=50に設定する。
・これで打ち上げ花火が右上に上昇する映像を作成
することができる。
数字花火映像の作成
数字花火(型花火)映像の作成
使用した映像
使用した画像
  作りなおし数字画像のドット
  最初の数字画像のドット
・作成した映像の結合は最初と同じだが、数字花火の映像の
再生時間を6.5Sec.に変更した。
・そのため、オーバーレイトラック1の数字花火5の映像は
スタートから1.5Sec.の地点に置き(最初は2.5Sec.の地点)、
後は最初と同じように1Sec.づつずらしながら数字花火4〜1
の映像を並べる。
・オーバーレイトラック1に打ち上げ花火の上昇映像を置き、
再生時間を24Sec.に設定する。
・上で作った数字花火映像をこれに続けて置く。
・数字花火の映像にP in Pを適用し、始点、終点のサイズを
Size=50とする。
・上昇映像にもP in Pを適用し、始点、終点のサイズを
Size=70に設定する。
(最初はSize=50にしたが、目立たないので少し大きなサイズ
にした)
・オーバーレイトラック2の最初の画像(1番目の色数字の
前側の画像)にフェードインを適用する。
・この状態で1〜5の数字花火の映像を作成する。
・オーバーレイトラック6に連続水上花火の映像を置き、
フレームの大きさと位置を調整する。
・映像の前に2Sec.、後に20コマの黒色のカラークリップを
置き、クロスフェードで重ねる。
・黒のクロマキーで背景を透明にする。
・2番目〜5番目の色の文字画像にも P in Pを適用し、
全ての画像の始点、終点ともに X=0、Y=15 Size=70 
回転(X=0、Y=0、Z=10)に設定して文字花火(型花火)
の映像(ビデオクリップ)を作成する。
・文字花火も最終結合時に再生時間を短縮することにし、
左図のような再生時間を設定してオーバーレイトラックに
並べる。
・最後(5番目)の色の画像の後ろに再生時間を2Sec.に
設定した黒色のカラークリップを置き、2Sec.のトランジ
ション(ディゾルブ)で重ねる。
  (これでジュワ(?)という感じで文字が消える)
・2番目の色の数字、3番目の色の数字にもP in P を
適用し、始点、終点とも X=20、Y=10 Size=50 回転
(X=30、Y=45、Z=15)に設定する。
・3番目の色の数字フェードアウトを適用する。
・これで色が変わって最後にフワッと(?)消える数字の
型花火の映像となる。
水上花火の映像
・オーバーレイトラック3〜6のいずれかにセンターライン
の画像(横幅:高さ=16:9の画面に十字のセンターライン
を入れた画像の背景をクロマキーで透明にし、線だけが
見えるようにしたもの)を置き、破裂映像のフレームの位置
をずらして花火の中心をセンターラインのクロス点に
合わせる。
・破裂映像にフェードアウトを適用し、終点が黒画面になる
ようにする。
打ち上げ花火の破裂映像の追加・・・打ち上げ花火が破裂した瞬間から0.5〜0.8Sec.間の映像
 作成した映像を観ると、他が実写映像の花火なのに対し、文字と数字はイラスト画像で動きが少なく
違和感を感じたので、数字花火の映像を作りなおした。
・オーバーレイトラック1の11Sec.地点に8.2Sec.の長さの
三尺水上花火の映像を置く。
・文字花火の映像の再生時間を4.2Sec.に設定(再生速度を
上げる)し、後端を三尺水上花火の後端に合わせてオーバー
レイトラック2に置く。
・文字花火に黒色のクロマキーをかけて背景を透明にする。
火玉数字の追加・・・ドットを火の玉にした画像
・最初の色の文字画像に P in P を適用し、始点 X=0、
Y=-50 Size=0  20コマ地点、終点 X=0、Y=15 
Size=70、回転は全てのポイントで X=0、Y=0、Z=10 
に設定する。
・ボイストラックに打ち上げ花火の破裂音を置き(数字花火が開く
瞬間より若干後ろに1Sec.間隔で並べる)、ミージックトラックに
カウントダウンの音声を置けば完成である。
カウントダウン花火
・3番目の火玉画像にフェードアウトを適用する。
・オーバーレイトラック1に破裂映像を置き、再生時間を
4Sec.に設定する。(再生速度を下げる)
・その後ろに1Sec.づつの火玉数字画像(全て同じ画像)
を3枚置く。
・オーバーレイトラック2の6Sec.地点から1Sec,の最初の
色数字、1.5Secの最初の色数字(前と同じ画像)、2.5Sec.
の2番目の色数字、4Sec.の3番目の色数字を置く。
・2枚目の最初の色数字と2番目の色数字、2番目の色
数字と3番目の色数字をそれぞれ0.5Sec.のクロスフェード
で繋ぐ。
・3番目の色数字の後ろに2Sec.の黒色のカラークリップ
を置き、2Sec.のディゾルブで重ねる。
・オーバーレイトラックに、打ち上げ花火の上昇時の
映像と3色の数字映像を並べる。
・再生時間は、最終的に上昇映像を4Sec.、3色の
数字を1.5Sec.にするのだが、この段階ではその6倍
の再生時間としている。(理由は解らないが、最初から
最終的な再生時間で作成するよりも、後で再生時間を
短くする方が数字の色の変化がきれいに見えたため)
・数字が画面上で重なるのを防ぐため、数字の位置を
左右にずらすが、そのために上昇映像は右に15°傾
けたもの(2と4)、左に15°傾けたもの(3と5)、傾け
ないもの(1)を使用した。

※サンプルは数字花火2の場合です。
これが作成した映像です。
作成した映像(ビデオクリップ)の結合
文字花火(型花火)映像の作成
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・3つの火玉画像に Picture in Picture を適用し、全ての
画像の始点および終点の座標をX=0、Y=0に設定する。
・1番目の画像の始点のサイズをSize=70、終点のサイズを
Size=100に設定し、フェードインを適用する。
・2番目と3番目の火玉画像のサイズは始点、終点ともに
Size=100とする。
ドットをぼかす→
打ち上げ花火の上昇時の映像
 Powerpoint で数字と文字を作り、Photoshop で色(色相)を変化させた。