1.スキー イン カナダ
   (1) ウイスラー

 ウイスラー&ブロッコム

  バンクーバー(カナダ)から車で約2時間の所にあり、日本からの交通の便も
 比較的よく、その規模も北米一の スキーリゾート地である。
  コースどりもよく、よく整備され、変化に富んだ長いコースでスキーを
 楽しむことが出来る。  昭和30年来からのスキー友達と(仕事の関係で
 疎遠になっていたが定年後再会し、1回/年スキー旅行を 楽しんでいる。)
  2人で滑るのは、正に滑り込みの名に相応しいスキーの楽しみ方である。
  彼は既にカービングスキー術をマスターしており、彼のシュプールを私が
 必死で追って行くと いうのが実態ですが。英語に強くスキーもうまい
 頼もしい相棒である。

 2010年冬季オリンピック(バンクーバーオリンピック) でスキー競技が
 おこなわれた。  

 ウィスラーゲレンデマップ

  ゲレンデはウィスラービレッジから入山できる
 ウィスラー山(2178m)、ブロッコム山(2440m)に広がっている。
  今はウィスラー山とブロッコム山がロープウェーで結ばれ
 ゲレンデ間の移動が一層便利になっているとのことです。
  天候の安定した4月初旬に出かけ、山頂からのダウンヒルを楽しんだ。

 

 ウィスラー山山頂(2178m)



 

 雪の付かない”ブラックタスク(黒い牙)”遠望



 

 ブロッコム山山頂(2440m)



 

 三浦敬三さん(96歳)とスキー談義
 (2000年12月15日ウイスラー山頂山小屋にて)

 ウイスラー山頂のロッジで見かけ、親しくスキー談義を
 交わすことが出来き、私のスキー人生での思い出の一つとなった。
  96歳の高齢ながら、 先生のスキーにかける情熱をひしひしと感じた。

  2003年2月19日、99才プロスキーヤー三浦敬三さんは、三浦一家
 (敬三さん〔99才〕、雄一郎さん〔70才〕、雄太さん〔37才〕)で、
 モンブラン山系の最長氷河バレーブランシュ(約20km)を滑降された。

  2004年2月15日、100才になられたが、モンブランでは
 果たせなかった親子4代での滑降を2月28日に米ユタ州
 スノーバードスキー場で成功された。

 2006.1.5 没(101歳)
  最近の著書
  「98歳元気の秘密」(2002.4 祥伝社)
  「99歳モンブラン大滑降に挑む」(2002.6 草思社)
  「百歳、山スキーと山岳写真に生きる」(2003.6 草思社)
  「三浦家のいきいき長生き健康法」  (2004.6 広済堂)
  「三浦家の元気な食卓」(2005.1 昭文社)
  「101歳の少年」(2005.2 実業之日本社)
  (「三浦敬三 生涯現役」(国分文夫著 2003.1 スキージャーナル」) 

 

   (2) カナディアンロキー

バンフ市街から見る Mt.Rundle

  カナディアンロキーの観光基地である国立公園内の街バンフを
 ベースにして レイク・ルィーズ、 サンシャイン・ヴィレッジ、
 マウント・ノーケイ の三つのスキー場があり毎日スキーシャトルバス
 が出ている、
  その他、オプションとなるが、パウダースノーのオフピステスキー
 を楽しむ キッキングホス、 カルガリーオリンピックのスラローム
 の行われた ナキスカ にも足をのばすことができる。
  (2009.3 下旬)

サンシャイン・ヴィレッジ

  名前はサンシャインであるが、3日間滑ったが残念ながら
 ガスと雪で、ロッキーの山々は全く見えなかった。

 



レイク・ルィーズ

  毎年ワールドカップが行われる長いコースもあり、
 変化に富んだ広いスキー場である。

  

  

  

  



                          レイク・ルィーズ遠望→


                           カナダの観光名所も今はひっそり

 

 





 

ナキスカスキー場 車窓より

  カルガリーオリンピックの時、開発されたスキー場であり
 それぞれのコースでの斜度、幅もあり、
 よく整備されていたのでカービングスキーを楽しんだ。

  

  

  



 

 

 

                よく整備されたナキスカスキー場→

 

  

3.スキー イン ニュージーランド
   (1) サザンレイクスキーエリア

コロネットピークスキー場遠望

  暑い日本を脱出し、 ニュージーランドでスキーを楽しんだ。
  (2003.9 初旬)

  サザンレイクスキーエリアにはクイーンズタウンをベースにして、
 個性ある4つの スキー場がある。
 個々のスキー場はそれぞれ山頂近くの南斜面に位置しており、
 スキー場までのバスの車窓から見る、湖畔の風景、
 冬枯れの牧草地、放牧の羊、山頂に雪をいただく岩山等々
  日本とは異なる風景に魅せられる。
  またスキー場は見晴らしがよく、しばしビューポイントで足を休め、
 ニュージーランド大自然のパノラマを堪能することが出来る。

     




                         クイーンズタウン ワカティプ湖畔→

 

 

 

 


リマーカブルズスキー場

  スキー場はリフト待ちも無く、圧雪バーンでのスピード滑降、
 少しコースを外れてアドベンチャースキーと
 様々なスキーが楽しめる。

  またニュージーランドではヘリスキーも盛んで、
 スキー 技術に自信があれば、さらなるアドベンチャースキーが
 楽しめる。私たちは次回の楽しみに残した。 

(2)マウントハットスキーエリア

メスベンより見る Mt. Hutt

  2004.9 初旬

  マウントハットスキー場はニュジーランドの
 首都クライストチャーチから車で約1時間の
 小さな町メスベンをベースにして、
 Mt.Hutt(2075m)山頂に広がる
 ニュジーランド最大規模のスキー場である。



                         マウントハットスキー場→

                 高度が高く雪質が良く滑り易いスキー場である
                 ただ時々風でクローズすることがある 

 

 

 

 

 

 

 

 ←クラブスキーフィールド マウントオリンパス


 (スキーヤーの 腰にはハーネスやナッツクラッカーが)

  4WDで山岳悪路を数Kmゆられロープトゥー乗場に着いた
 ロープトゥーの道具を借り練習するもなかなか
 ナッツクラッカーでロープが巧く挟めない(むつかしい)

  スキー場は入場人数制限されているも最近新雪もなく
 荒れたゲレンデといったところで慎重に滑った 



                             4WD車窓から→

 

 

 



4.スキー イン ヨーロッパ
   (1)ツェルマット(スイス)

  ’05.3下旬  ツェルマットは街中からマッターホルン(4478m)が見え、アルプスの中でも4000m峰を最も多く擁している
 ヴァリス山群の登山基地であり、スキーリゾート地でもある。
   

朝焼けのマッターホルン

    ツェルマットには3つのスキーエリアがあり、いずれも、
 マッターホルンを見ながら3000m越えからの
 ダウンヒルコースで雪質もよく、長いコースを楽しむことが出来る。

 ・スネガエリア
  @マッターホルンの山容が最も美しく見える
  A高度は低いがスキーのスピードとテクニックが
  楽しめるコースである。

 ・ゴルナグラードエリア
 @歴史ある登山電車で3000mへ
 Aモンテローザ(4634m・・・ヴァリス山系での最高峰)、
 リスカム(4527m)、ブライトホルン(4175m)
 マッターホルン(4478m)等、4000m峰の眺望

 




                    クライン(小さい)マッターホルン→

・クラインマッターホルンエリア
 @クラインマッターホルンへは140人乗りのロープウェーで
 Aクラインマッターホルンロープウェー駅(3820m)から
 スイス側とイタリア側へ下るコースがあるが
 イタリアのチェルビニアへ下るコースの方が
 中級スキーヤーにとっては楽しいコースである。
 B勿論、モンテチェルビーノ(マッターホルンのイタリア名)を
 見ながらのダウンヒルであるがその山容は今一つである。

 

 

 

 


モンテチェルビーノ(マッターホルンの南面)

  ヨーロッパスキーのも一つの楽しみは山岳眺望である。
  4000m級の山の眺めは飽きることがない。  

  クラインマッターホルンの山頂(3883m)には展望台があり、
 マッターホルン(4478m)、
 モンテローザ(4634m・・・ヴァリス山系での最高峰)、
 リスカム(4527m)他、
 遠くはモンブラン(4807m・・・アルプスの最高峰)も遠望できる。  

         モンテローザ(4634m)、 リスカム(4527m)             モンブラン(4807m)遠望

 

サースフェースキーエリア


  サースフェーはツェルマットから車で約1時間、谷を一つ隔てたところにあるフェー氷河の上の広大なスキー場である。
  氷河の上ということもあってTバーリフトが多い。

         サースフェースキー場                          クレパス


 (2)コルチナダンペッツオ(イタリア)
 コルチナダンペッツオはイタリア北東部に位置するドロミテ山塊の中の標高1224mの
 山岳観光・スキーのベースとなっている街であり、1956年冬季オリンピックが開催された。
 (猪谷千春選手が銀メダルを獲得された)
 よく整備されたゲレンデとその規模の大きさ、日本とは異なる山岳風景に魅せられながら
 スキーを楽しんだ。('06.1.8~12)
 【スーパー ドロミテ スキーエリア】
  5つのスキー場はスキーバスなどでリンクされており自由に行き来でき、140kmにも及ぶゲレンデの
  ゴンドラやリフトは1枚のスキーパスで利用出来る。                      
           クリスタッロスキー場遠望                       トファーナスキー場


           セラロンダ(セラ山1周)・・・・・・・延40kmスキースロープ26km越え


           アルタバディアスキー場                       ブランデコローネススキー場



 (3)バルトランス(フランス)
 バルトランスはスイス ジュネーブから国境を越えバスで3時間強のフランス サヴォワ地方の
トロワバレースキー場の最も奥に位置する標高2300mのスキーリゾート地である。
コースの総延長は600kmにも及ぶ世界最大規模のスキー場であるが、日本では知名度が低く、
日本人はあまり見かけなかった。('08.3.15~22 ガイドをしていただいた福地さんによると、
5日間で300km以上滑っているとのことでした。)
 初日から2日目までは雪で悪コンデションであったがその後の3日間は快晴で長いコースでのスキーの
スピード感と日本とは異なる山岳景観を満喫した。

 またスーパーフレンチスキーサファリと称して隣のシャンパニュ・ラプラーニュに遠征し、氷河エリアのスキーも楽しんだ。

                      バルトランス スキーリゾート (標高2300m)
 

  ホテル メルキュールからスキーイン・スキーアウト
 

  週半ばでも賑っているバルトランススキー場              モンブラン 4807m 遠望 (CHAMBRE 2850mより)

  クーシュベル 1850m で昼食                          ジム・デ・キャロン 3200m

  VERDONS 2500m (ラプラーニュ)                       クーシュベルスキー場遠望(VERDONS 2850mより)

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